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SPOT溶接からアーク溶接まで広範な溶接加工に対応
創業以来、福岡で自動車部品を中心に溶接・プレス加工で豊富な経験と実績を積み重ねてきた株式会社中村プレス。こちらでは、弊社が手がけるSPOT溶接、アーク溶接(ティグ溶接、ミグ溶接)をはじめ主要な溶接加工技術をご紹介。またアルミ、ステンレスなど素材に応じた溶接のポイントもご説明しています。
SPOT溶接
弊社では35~110KVAの定置スポット溶接機を複数そろえ、厚さ0.6〜4.5mmまでのSPC、SPH普通材から表面処理材、アルミメッキ材、ステンレス材まで広範な加工用途に対応。さらに、汎用ガンロボットSPOT溶接ライン、汎用治具持ちロボットSPOT溶接ラインが、さまざまな自動車部品の加工に威力を発揮します。
アーク溶接
3DCADを駆使して独自の冶具を開発し、アーク溶接加工プロセスの効率化と製品の高品質化に取り組んでいる中村プレス。弊社では、足まわりやボディ構成部品など自動車部品のなかでも安全走行を左右する重要パーツの溶接加工にも対応しています。
スラグ発生が少なく合金鋼にも活用できるTig(ティグ)溶接
アーク溶接のなかでも、アルゴンなどの不活性ガス(イトーナガス)を用いるティグ溶接は、他のアーク溶接に比べて溶接金属の清浄度が高く、金属表面の酸化が生じにくいことからスラグがほとんど発生しないため、炭素鋼やステンレス鋼、低合金鋼のほか、さまざまな合金鋼に幅広く活用できます。
半自動工程で効率的な作業を可能にするミグ溶接
酸化皮膜を形成しやすいアルミは加工が難しい素材のひとつ。この酸化層は融点が2,000度と高く、これを除去するにはアークのクリーニング作用を用いることが効果的です。専用の交流ティグ溶接機を用いることで、酸化皮膜除去、溶接加工という一連の作業を効率的に進めることができます。
高度でデリケートな技術が要求されるステンレス溶接
腐食環境や高温、低温など過酷な条件で用いられるステンレス鋼。それだけに溶接部に求められる信頼性は高くなり、一般の炭素鋼などと比較して加工が極めてデリケートで難しくなります。また、ステンレス鋼は「オーステナイト系」「フェライト系」に大別されますが、それぞれ特性が大きく異なるため、素材に応じた溶接技術が求められます。